浜町SCIコラム
ハーモニック・ドライブ・システムズ (6324) ナブテスコが関連会社化
本日11日、ナブテスコ(6268)と
・モーションコントロール分野における協力関係の拡大
・ナブテスコによる会社株式の追加取得
について合意することを取締役会決議した。
両社は、2005年12月、米国でJV(Harmonic Drive LLC)を設立し、北米市場で減速機事業を拡大してきた。
今回、協力関係をモーションコントロール分野全般へ拡大し、新市場の創造を模索することにしたという。
あわせて、協力関係をより緊密にするため、ナブテスコが、2月中をめどに、会社株式を議決権比率の20%まで追加取得することとし、これにより会社はナブテスコの持分法適用会社となる。
これまでのナブテスコの議決権比率は19.7%だった。
両社はこれまでも、株式の持ち合い関係にあり、今後もその方針を維持し、相互に長期的な株主となる予定だ。
ナブテスコから会社への役員の派遣はなく、今後も会社は、自主性、独立性を維持するという。
会社によれば、本件が業績に与える影響は軽微。
同日、ナブテスコが開示したリリースでも、本件のナブテスコの業績に与える影響は軽微と書かれている。
素直には受け取れないニュースだ。
両社にとって業績に与える影響が軽微とするなら、なぜ、追加取得が必要なのか。
自主性・独立性を維持すること、協力関係を拡大することは結構なことだ。
特に、協力関係を拡大して業績が向上するなら、それはすばらしいことだ。
しかし、業績への影響は軽微とはどういうことか。
自主性・独立性を維持するのも上場企業として結構なことだ。
しかし、ならば、なぜ追加取得なのか。
実は、この追加出資というのは、たいした話ではない。
たかが、議決権が0.3ポイント上がるだけのことだからだ。
一方、それだけに、何故?という思いがある。
持分法を適用したとしても、ナブテスコのリリースによれば、業績に与える影響は軽微にすぎないのだから。
邪推するなら、20%とすることが、第三者へのデモンストレーションなのではないかという見方もできよう。
本当に邪推に過ぎないが、何か背景があるように思える。
本リリースの株価へのインパクトは、会社説明を待ちたい。
しかし、第一印象としては、プラス要因とは感じられない。
この記事は 2008 年 12 月 11 日 木曜日 7:46 PM に プレスリリースより カテゴリーに公開されました。 この記事へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。