【グラフ】 日米株価、ドル円の回顧

波乱の一年も、終盤は穏やかに転じ、あっという間に大晦日を迎えた。
今年も恒例の株価・為替レビューをしておこう。

2012年以降のTOPIX、S&P 500、ドル円の推移
日米株価比較(TOPIX、S&P 500、ドル円)

ここから読み取れることは多くない:

  • 日米株価とドル円はどれも似た動きをしており、これはいずれもがリスク・オンの動きを反映しているためだろう。
  • 安倍政権(2012年12月?)の時代、山あり谷ありだったが、総じて株高・円安が進んでいる。

より精緻に内容を読み取るには、例えば安倍政権発足直前の2012年11月末を100とした指数で見てやるとよい。

アベノミクス直前を100とする指数で見てみると
日米株価比較(TOPIX、S&P 500、ドル円、2012年11月末=100)

ここで読み取るべきは:

  • 一見、日本株がオーバーパフォームしてきたように見える。
  • 米国株とドル円は日銀がマイナス金利を導入した今年1月までは連動性が高かったが、その後乖離を始めた。
  • ドル円は9月の日銀の「総括的な検証」後、トランプ・ラリーも相まって円安に反転した。

さて、本当に日本株はオーバーパフォームしていたのだろうか。
これは、TOPIXをドルに換算して比較すればわかる。

(次ページ: 負け続ける日本株)