浜町SCIコラム

経営者の交代 (2) 若々しい日立の経営陣

株主総会シーズンが近づき、日本経済新聞の企業面では、日立の新しい社長、副社長が紹介されている。
会長兼社長に川村氏、5人の副社長さんの写真がその下に並ぶ。

なんとも若々しい布陣だ。
会長兼社長が69歳、紹介されている副社長5名の平均年齢は61.6歳。
日本を代表する企業である日立の経営陣を見て、日本企業とはなんなのだろうという気持ちにさせられる。

もう少しスコープを限定しよう。
製造業、輸出など海外比率の大きな製造業としよう。
このような企業は自動車関連やエレクトロニクスに多くある。

日立の例は、前社長が業績不振の責任を取ったという特殊要因があるにはあった。
新しい会長兼社長さんは、5人の副社長の中から次の社長を選び、若返りするのだろうか。
それでも平均61.6歳なのだ。
もちろん、年齢で人を判断すべきではない。
しかし、日立の例の場合、副社長の年齢の標準偏差は概ね1歳に過ぎない。
しかも、団塊の世代さえ乗り越えることができない。

欧米だって、高齢の経営者が活躍される例は少なくない。
一方、世界のトップ企業が40代のトップを就任させることも珍しくない。
50代後半でのトップ就任だと、むしろ遅すぎるように感じられてしまう。

日本の産業は今、ひどく元気がない。
従業員もひどく元気がない。
そんなときに、20代・30代の若い世代に、50代・60代の世代と意気投合しろといっても限界がある。
年老いた世代が、いくら元気を出そうと言って旗を振っても、限界がある。

日本社会の老齢化、日本企業の老齢化は、どのように乗り越えればよいのだろう。

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カテゴリー: 企業
この記事は 2009 年 6 月 14 日 日曜日 4:41 PM に 企業 カテゴリーに公開されました。 この記事へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。

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