ベース効果, base effect

物価上昇率を前期比で示す場合に、前期の数字が変化したことの影響が上昇率の数字に影響してしまうこと。
前期比上昇率の計算では、前期の原指数が低めの場合、前期比の上昇率が高く出てしまい、逆もまた起こりうる。

例えば、前期の物価指数が100、今期が110の時、前期比の物価上昇率は10%となる。
その翌月、前期が100(横這い)、今期が110(横這い)なら、前期比の物価上昇率は同じく10%となる。
しかし、前期が110となっていた場合、前期比の物価上昇率は0%となる。

次の記事

定常状態, steady state