2013年の回顧

今年は日米株価が高値更新を繰り返し、米FRBが量的緩和の出口を宣言する年となった。
コラム記事とともに回顧しておこう。

<1月>
さあ、四季報を買いに行こう(2)株はドル建てではたいして上がっていない
昨年末の安倍政権樹立により、円安・株高が予想される1年がスタートした。

<2月>
ジム・ロジャーズ:円暴落をヘッジした上で日本株を買え
海外投資家が日本株買い・円売りのポジションを取ることで、日本株の上昇・円安が進んだ。
冒険投資家ジム・ロジャーズは「円は崩壊しつつあるが、株式は天井を抜けそうだ」と言った。

<3月>
リスク・オフ時の円高は「流行遅れ」
海外投資家の日本株買いによって、リスク・オフの為替影響がそれまでの円高から円安に転換した。

<4月>
黒田日銀は100点満点:興味の対象は長期の実質金利へ
黒田総裁の体制となって初めて日銀が金融政策決定会合を終え、質的・量的緩和(異次元緩和)がスタートした。

<5月>
ビル・グロス:30年にわたる趨勢的な債券の強気相場は終わった
債券王グロス氏が、超長期にわたる金利低下局面が終わったと吐露。
これは、下旬のバーナンキFRB議長発言に端を発した米金利上昇で実現することとなった。

<6月>
[buzz word] TINAトレード
米量的緩和QEの縮小観測が強まり、世界のリスク資産は価格下落、マネーが行き場を探して漂流した。

<7月>
まずはアベノミクスはリフレ政策で日本人を貧しくした
アベノミクスや異次元緩和のリフレ政策が功を奏してインフレ率がプラスに転じたが、消費者の生活へはマイナスの影響が及んだ。

<8月>
金鉱山会社がヘッジのための先物売り

12年続いた金価格の上昇が転換し、金が下落する中、産金会社までが金をあらかじめ売るようになった。

<9月>
PIMCO:円金利は恐らく下限に近い
市場が予想した9月のFRBのQE縮小が実現せず、日米金利は低位のまま据え置かれることとなった。

<10月>
佐々木融氏:内需拡大で貿易収支が悪化?
円安誘導によって輸出拡大をもくろんだ異次元緩和だが、円安なっても貿易赤字はなかなか回復しない。

<11月>
市場は一気にお祭り騒ぎ
揚げ足を早める日本株への不安感が次第に薄れ、日本株は一段高を目指す雰囲気が行きわたった。

<12月>
佐々木融氏:QE縮小アナウンス後の為替動向
ついに、米FOMCがQE縮小の年明け開始を宣言した。

来年2014年も、いい年になってもらいたいと祈る中、出来すぎが気味悪いほどの年末となった。
来年も、皆様のご多幸をお祈りします。