佐々木融氏:ドル円は硬直、クロス円は円安

JP Morganの佐々木氏がReutersで為替の見通しを書いている。
弱い米経済指標を受け、米ドルの上値は重いという。

まずは足元の市場の条件反射:

 米経済指標が強ければ利上げが意識され株安、新興国通貨安
 弱ければ利上げが遠のき、金利低下、株高、新興国通貨高

を説明する。
その上で、今後の注目イベントとして

     

  • 今週火曜日(11日)に予定されているイエレン新FRB議長の下院金融サービス委員会での証言
  • 3月7日に発表される2月の非農業部門雇用者数

を挙げ、仮に後者で悪い数字が出ると、量的緩和縮小の中断の可能性も出てくるいう。

米経済の弱い数字を受けて、佐々木氏は

 米低金利が続く場合
 利上げが遠のくと予想される場合

ドルの上値は重くなるとオーソドックスに説明する。
弱い米経済指標は金利低下をとおして世界のリスク・オンを後押しした。
佐々木氏の現下の為替予想は

クロス円は今後、円安基調で推移する
ドル円については・・・100―103円台のレンジ内

である。
米ドルと日本円は目くそ鼻くそで硬直し、他通貨より弱くなるという話のように聞こえる。