ジェフリー・ガンドラック:QE縮小が後戻りする可能性は半々

新債券王ことDoubleLine CapitalのJeffrey Gundlach氏は、米量的緩和QEの縮小が後戻りする可能性は半々だとCNBCに語った。
世界経済の不安がQE縮小を後戻りさせかねないとの指摘。

QEは2014年内には終わらないという:

市場ボラティリティの上昇など、何かの理由で、FRBはQE縮小ペースを緩め、おそらく縮小をやめることになるだろう。

中国は急成長しすぎたため、それを支えながら金融統制を敷けるかどうか疑問がある。
米10年債利回りは年の早いうちに2.5%以下まで低下しうる。
その確率が30%はある。
2014年の世界経済のスタートは芳しくなかった。
世界経済の成長率は低下しつつあり、中国は下方修正された予想よりも下回るだろう。

思えば、米QEは2008年のいわゆるQE1から始まり、現在が第3弾だ。
ジム・ロジャーズ氏もQE縮小は逆回転すると警告した。
マーク・ファーバー氏はQEは終われない、「完全な崩壊」あるのみと不吉な予言をした。
量的緩和という麻薬は、一度始めると手を切るのが極めて難しいということだろう。
手を切るためには、壮絶な禁断症状=リスク資産の価格下落がともなうのだ。

また、Apple株について、業績が期待はずれであり持株の大半を売ったという:

Apple株は「死んだお金」だ。
株価は500-550ドルの間で動くだけだろう。

イノベーションなしなら、Appleの将来はどうなるか?
それなら、Appleは安い株と言える。
だから、少しだけ手元に残している。

Appleは容易には使い切れないキャッシュを抱え込んでいる。
これを注ぎ込む有望なプロジェクトが見つからない現在、「死に銭」との批判を甘受するしかない。
皮肉にも、「死に銭」が使われないなら、低リスクのMMFのような存在なのである。