ユーロ円:Bloombergテクニカル vs Reutersファンダメンタル

ECBの追加緩和観測が後退する中、ユーロ円の先行きで見方が分かれている。
Bloombergは反落、Reutersは上昇の観測を伝えている。

両記事は同じ専門家の声を伝えている。
IG証券の石川順一マーケットアナリストである。

Bloombergによれば石川氏は

16年までのインフレ見通しで、低インフレ傾向が今後も続くことが示唆されれば、追加緩和の可能性が意識されることで、ユーロの上値の重たさが意識され、反落してもおかしくない

と語ったとされる。
Reutersによれば

日欧の金融政策の方向性の違いが意識されることでユーロ買いとなり、株高維持によって円売りとなる。
これがクルマの両輪となり、緩やかなユーロ高・円安となるだろう。
3月末に145円を突破できるかが焦点。
向こう半年は150円をトライできるかがポイントになるだろう

と語ったとされる。

両発言は相反するものではないとはいえ、なんとも妙な印象だ。
フィルターとは恐ろしい。
報道を鵜呑みにしてはいけないという悪例ではないか。