バフェット:バーガー・キングから受け取る「ハンサム」な配当

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイによるバーガー・キングへの優先株出資には手堅いスイートナーが付いていた。
バークシャーはカナダTim Hortons社への買収資金110億ドルのうち30億ドルを同優先株で調達すると伝えられている。

このニュースが報じられると、ツイッターではその種明かしがさかんにささやかれ始めた。
WSJによれば、この買収にともなってバーガー・キングは本社をカナダに移転するという。
言うまでもなく、カナダの安い法人税を求めてのことだ。

バフェット氏と言えば熱心な民主党支持者。
しかも、Buffett Taxのように、強い者への徴税強化を主張してきた人だ。
バークシャーがお金をつけてバーガー・キングがカナダに移転し、米国の税収が減るというのはどうしたことか。
そういう論調がにわかに高まっている。

WSJによればバークシャーが取得する優先株の配当利回りは9%。
キャピタル・ゲインが直接には見込みにくい優先株とは言え、現在の低金利の中ではとても魅力的に見える。
WSJはこの利回りを「ハンサム」と表現している。
バークシャーがお金を付け、バーガー・キングが節税し、そこからバークシャーに「ハンサム」な配当が払われる。
この出資をそういう構図で捉える人が増えている。