グリーンスパン:米経済はまだ磐石ではない

アラン・グリーンスパン元FRB議長がBloombergのインタビューに応えた。
米国経済はまだ磐石とは言えないと指摘した。

(抄・意訳)

米国は他国よりいい状態にあるが安心はできない。
米企業が生産設備への投資を増やしたり、住宅市場が立ち直るまでは、米経済は完全には回復しない。
過去4-6年、資本財や不動産への投資が弱かった。
これが戻るまでは、皆が望むような活気に満ちた成長は実現しない。

かつて市場や政治家から神様と言われたグリーンスパン氏は今もハト派だ。
株式市場の元気がなくなる度に株価を下支えした元議長の政策はグリーンスパン・プットと呼ばれた。
そのような政策は元議長の退任後、サブプライム危機・リーマン危機を招くこととなった。
安心できないから未然に市場を下支えする。
こういう市場介入策は傷を深くする。

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