ギリシャに危機? ユーロ圏は大丈夫?

欧州はドイツが上げてギリシャが下げて年末を迎えた。
これにまつわる話題をインドETが伝えている。

報じられたのは独メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の有力議員ミハエル・フックス氏の発言。
現地Rheinische Post紙に語ったものだ。

(抄・意訳)

ギリシャは統一通貨圏におけるシステミック面での重要性を失った。
よって、ユーロ圏はもはやギリシャを救済する必要がない。

ギリシャの政治家はもう統一通貨の参加国を脅迫することはできない。
ギリシャが改革と緊縮政策を後退させれば、トロイカはギリシャへの貸付を削減する。

ギリシャ議会は3回に及ぶ投票でも大統領を選出できず、解散総選挙となった。
コンセンサスが取れないのはギリシャのみでなく、それを支えてきたユーロ圏も同じ。
意見の対立は先鋭化しており、ギリシャが再び深刻な危機に陥る可能性は否定できない。

問題はそれがどの程度世界に波及するか。
フックス議員の言うようにギリシャだけの危機なのか。
思わぬところに悪影響が及び、欧州債務危機が再来してしまうのか。
果たして域内の不均衡という根本的な原因にメスは入ってきただろうか。
部は少々悪いように思うのだが。