ピーター・シフ:金は5,000ドルを目指す

Euro Pacific CapitalのPeter Schiff氏はCNBCで、金が大化けするとの持論を繰り返した。
FRBが利上げに踏み来った今も、金は5,000ドルを目指すというもの。

金にダウンサイドはない。
すべての下げ要因はすでに価格に織り込まれている。

シフ氏は、FRBがなんと言おうが、米経済が急激に不況に向かっていると主張する。
FRBは好況を装っているというのが、かねてからのシフ氏の見立てだ。

FRBは経済に自信がないのに、自信があるように見せかけたくて25ベーシスの利上げをした。
通常は、FRBは経済が好調の時に利上げする。
それならモメンタムもペントアップ・デマンドもある。
しかし、今回の回復はすでに終わっている。

不況が鮮明になれば、FRBは利上げを取りやめ、マイナス金利・QE4へと進むだろうという。

FRBは来年あっさりと逆戻りしなければいけなくなる。
金利をマイナス圏に誘導せざるを得なくなる。
そして、以前より大規模なQE4を始めるだろう。

追加緩和に出口がないとなれば、通貨の信認は打撃を受ける。
いつまでも継続する中央銀行のバランスシート肥大は、突発的なインフレのリスクを無視できないものにしてしまうからだ。
シフ氏は、そうした事態になれば金がかつてのような安全資産の地位を取り戻すとのシナリオを抱いている。