ジム・ロジャーズ:ロシア投資を拡大中

冒険投資家ジム・ロジャーズ氏がロシアの石油会社、ダイヤモンド鉱山会社への投資を検討している。
ロシアびいきの老人は、今後もロシアへのエクスポージャーを拡大していく意向のようだ。

目下、投資対象が対ロ制裁の対象となっていないか確認中だという。1)
ロジャーズ氏はこれまでもロシアのエアロフロート、モスクワ取引所、農薬会社、ETF、ロシア国債などに投資実績がある。
2-4週間前、ロシアの短期国債(ルーブル建て)を買い増したと明かし、機会があればもっと買ったろうという。
さらに今後、旅行会社・農業分野にも触手を伸ばすもくろみだ。

ロジャーズ氏がロシアを有望と考える理由は国家債務の少なさだ。
「ロシアがいい投資先であることにみんな気づきつつある。ロシアはポルトガルや米国と違い、大きな債務を負っていない」と説明した。
そして、この逆張り投資家にはもう一つの理由がある。
それは、逆張り投資家であるからだ。

「ロシア経済は苦境にあり、たくさんの投資家がすでに撤退している。
米国もドイツもまだ大きく下落していないが、こうした国が大きく下げる時は、すでに下落しているロシアより大きな下落になる。」

説得力には欠けるが、たしかにロジャーズ流である。

(出典)
1) Sputnik International (4/13/2016), 「Investor Jim Rogers: ‘Russia is Not Huge Debt Nation Like US, Portugal’」, http://sputniknews.com/business/20160413/1037940438/jim-rogers-russia-investment.html (参照4/14/2016)