コモディティ王をインデックスとしたスマート・ベータ戦略

コモディティ王デニス・ガートマン氏が苦戦している。
近年、市場からいじわるをされているかのように、予想が外れるのだ。

ガートマン氏は愛すべきコメンテーターだ。
かなりの頻度でメディアに登場し、しかも変化に溢れる予想を披露する。
頻繁にメディアに露出し、長い間同じ予想を繰り返す人は多いが、ガートマン氏のように変化をつける人は少ない。
しかも、毎日変わりうるチャート分析だけだなく、それらしいファンダメンタルズまで語る。
短期間の市場変動を読み切ることは不可能といっていいから、ガートマン氏のスタイルはかなりの勇気と言えよう。
金融メディアにとっては、まさに得難いキャラクターと言える。

そのキャラクターが予想を外している。
声高に語られるようになったのは昨年夏頃からだ。
短期間に原油相場に悲劇的予想、底入れ予想、再び悲観的予想を繰り返したのだ。
今年1月には、原油価格について37ドルを中心としたボックス相場を予想しながら「生きているうちに44ドルを超えることもない」と大胆な予想を披露した。
この予想もあっさりと外れてしまった。

こうした外し振りを見て、Benzinga 1)が2年余りさかのぼってガートマン予想を検証している。
ガートマン予想が原油の逆張り指標になりうるかという検証だ。
Bezingaは結論を明言せず、判断を読者に委ねている。

(出典)
1) Bezinga (6/8/2016), 「Is Dennis Gartman The Best Contrarian Indicator For Oil Prices?」, http://www.benzinga.com/analyst-ratings/analyst-color/16/06/8088614/is-dennis-gartman-the-best-contrarian-indicator-for-oil- (参照6/10/2016)