2012年の回顧

今年も世界経済は暗闇を抜け出すに至らなかった。
コラム記事とともに回顧しておこう。

<1月>
バフェット氏対共和党、税制を巡る論争
米国大統領選挙の大きな争点となった税制について活発な議論が行われた。

<2月>
日銀:事実上のインフレ目標設定と量的緩和の強化
日銀がいわゆる「バレンタイン緩和」を発表し、しばらくの間デフレが和らいだ。

国債暴落のシナリオ検証
3月末を控え、金融市場で何かが起こるのではとの緊張感が世間を覆った。

<3月>
緊張のカウントダウン:ギリシャの債務スワップ
ギリシャが国債をデフォルトし、国内投資家と新発債とのスワップを試みた。

<4月>
4月末のブレーク・イーブン・インフレ率は順調に上昇
2月にバレンタイン緩和により期待インフレ率が目に見えて上昇を始めた。

<6月>
民主党、お前はもう死んでいる ? 増税の次を予想する
与党が野党をうまく包めこみ、電撃的な3党合意で消費増税が決定的に。

<9月>
ビル・グロス:株式だけでなく債券を崇拝する時代も終わった
海の向こうで債券王グロス氏が投資先の枯渇を嘆いた。

<10月>
ECB:先進国での債務・通貨・金融危機の兆候
欧州中央銀行は先進国経済が危機に見舞われる可能性を警告。

<11月>
政界のポジショニング:総選挙の争点は何であるべきか?
ようやく衆議院が解散し、政治が右傾化する中で争点の見えにくい選挙戦が始まった。

<12月>
内部留保とスタグフレーション(2)スタグフレーションの心配が高まる
安倍総裁が思い切ったインフレ誘導を叫ぶ中、市場では不況とインフレの共存が心配され始めた。

河野龍太郎氏:日本経済が患う「モルヒネ中毒」
新政権のリフレ政策を先回りし株式市場が伸張する一方、その副作用を心配する声も拮抗した

デニス・ガートマン:円を売れ、さもなくば日経インデックスを買え
リフレに賛否両論ある中、利殖を求める人たちの間では円安・株高の方向感が優勢に。

さて、来年2013年こそ、いい年になってもらいたいものだ。
皆様のご多幸をお祈りします。