バフェット:ブラジルの大富豪とともにHJハインツを買収

オマハの賢人ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイがケチャップなどで有名な米食品大手HJハインツを232億ドルで共同買収する。
この巨額買収は買い手や金額で注目を浴びたほかに、インサイダー取引疑惑のおまけまでついている。

企業価値ベース(債務引き受けを含むベース)での買収の対価は280億ドルと食品業界で最大となる。
共同投資のパートナー3G Capitalはブラジルの大富豪ジョルジェ・パウロ・レマン氏が経営するプライベート・エクイティ。
同氏はビール・メーカーのアンハイザー・ブッシュ、ファストフードのバーガーキングへの投資で有名だ。

バフェット氏がコカ・コーラのように高いブランド価値・市場シェアを有する会社に好んで投資することは有名だ。
ハインツはバフェット氏らしい投資と言えよう。

問題はここからだ。
この買収に関してインサイダー取引の疑いが持たれているのだ。
米SECがスイスの取引口座の資産を凍結すると日経新聞が報じている。

前日13日にハインツ株が上昇すると見越した特定の投資家による大口取引があり、発表後の株高で約170万ドル(約1億6000万円)以上の利益を得たという。

1日に得た利益としては破格の取引だ。
厳しい対応を願おう。