中川秀直・浜田宏一:非常に危険な消費増税先送り発言

質的・量的緩和を発表する前ならありえたかも知れない。
しかし、サイが投げられた今、消費増税を先送りするのはあまりにも危険だ。

ロイターによれば、アベノミクスの仕掛け人、中川秀直 元衆議院議員と浜田宏一イェール大名誉教授が消費増税の先送りを選択肢としていると報じた。
麻生副総理なら「無責任」と切り捨てそうな発言だ。

昨年度(平成24年度)一般会計予算の規模は90兆円。
国債費(債務償還+利払費)は22兆。
これに対して、黒田日銀は長期国債について年50兆円の保有増を発表した。
50兆円の保有増を実現するには、それプラス償還分の買い入れが必要となる。
結果、長期国債の発行額の7割を日銀が買い入れることになる。

黒田総裁や日銀が財政ファイナンスの意図を持っていないのは事実かも知れない。
しかし、やっていることは財政ファイナンス以外の何者でもない。
与謝野馨氏が述べたとおりだ。

財政ファイナンスの帰結は何か。
もはや言うまでもあるまい。