国際金融のトリレンマ, impossible trinity

国際金融において、次の3政策を同時に実現することは不可能とする説:

  • 固定相場制・管理相場制
  • 自由な資本移動
  • 独立した金融政策


マンデル・フレミング・モデルの拡張としてロバート A. マンデルによって提唱された。

日本や米国では独立した金融政策がとられ、自由な資本移動を実現している。
このような場合、為替相場を固定することはできず、変動相場制がとられている。

一方、途上国では資本移動に制限を加えていることがある。
このような場合、独立した金融政策をとりつつも、為替相場をある程度固定することが可能になる。