財政従属, fiscal dominance

財政支配、フィスカル・ドミナンス。
国家財政が健全であるか、改善しているうちは、金融政策は自由度を保つことができるが、財政が悪化してしまうと、それが金融政策の制約となり、財政を維持するために金融政策が実施されるようになってしまうこと。

政府債務が大きい国家において、政府の利払い負担を低減するために低金利政策を取らざるをえないことなどが典型。

James D. Hamilton、Frederic S. Mishkinらの研究によれば財政従属に陥るような債務水準にある場合、金融政策の自由度が失われるだけでなく、金融政策の効果自体が失われるリスクがあるという。