レイ・ダリオ:オール・ウェザーが悪いんじゃない

オール・ウェザー戦略(リスク・パリティ戦略)の生みの親、Bridgewater AssociatesのRay Dalio氏が、批判に反論した(Reuters報)。
最近のボラティリティ急騰・株価暴落がこうしたファンドの投資行動によるとする批判に対するもの。

(抄・意訳)

オール・ウェザーは戦略的な資産配分を指すものであり、アクティブ戦略ではない。
オール・ウェザーは、下がった資産を上がった資産に比べて相対的に多く買ってリバランスし、配分を一定にする。
これは、市場の変動を助長するというより、むしろなだらかにする効果がある。

ただし、すべてのリスク・パリティ・ファンドの運用者がそうしているわけではない。
どうしているかは、私たちにはわからない。
ファンドの中には、外部に運用を委任しているところもあり、そういう外部運用者がアクティブ運用をしているケースもあるようだ。
わが社ではそういうことはやっていない。

市場全体におけるリスク・パリティ・ファンドの資産規模はアクティブ運用ファンドに比べて小さい。
下げの時に売るように反応するファンドと比べてもそうだ。

ブリッジウォーターのAll Weather Fundは8月に月間4.2%の大きな損失を被った
オール・ウェザーなのに、どうして大きな損失を出したのか。
売り逃げなかったということか。
配分を維持する戦略が有効とするなら、私たちもどこまでも難平買いすればいいのだろうか。